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大手を含む多数の企業が副業解禁に踏み切る中、コロナ禍で先行きの不安や収入減、テレワークの浸透、家時間の増加などを理由に、副業を始める人が増えています。
年功序列・終身雇用が当たり前の時代が終わりを告げた現在、将来のことを考えて、本業と副業でキャリアを複数化することがニューノーマルになるかもしれなません。企業側でも、生産性の向上を目的に「副業人材」として優秀な人材の確保を拡大する風潮が増えています。
多くの人が以下の内容のニュースを見たことがあるかもしれません。
「トヨタ自動車の社長が『終身雇用の維持は難しい』と発言、中途採用の割合を5割にする方針を固めた」
「2020年に早期・希望退職を募集した上場企業は93社で前年比2.6倍。リーマンショック時のリストラ人員数に次ぐ水準」
年功序列・終身雇用が当たり前ではなくなった今、大切なこととは何でしょうか?
終身雇用、年功序列が「今まさに崩壊しつつある」現代で、「自分ひとりで稼げるスキル(=副業スキル)」を身につけようとして行動することは周りとの大きな差をつけます。
さらに、寿命の増加に伴って、「老後」が長くなりすぎました。「生涯現役」という言葉が生まれ、よほど節約して貯蓄しておかないと老後はのんびりというのは無理でしょう。
先行きが不透明な時代、「会社が倒産したらどうしよう」という不安が頭をよぎることもあります。実際にコロナ禍で倒産した会社は数え切れず、いくつもの大企業が経営難に見舞われたところを多くの方が目にしたかと思います。
しかし、副業でわずかながらでも別の収入源を確保しておけば、万が一のときにも収入がゼロになる心配はない。副業に力を入れて、収入を増やすことも可能です。終身雇用はなくなり、会社の倒産も実際に多く起きている現在で、リスクを分散させることが唯一の安定となります。